因幡の白兎の昔ばなしをご存知ですか?
隠岐の島の白兎がワニを海に並べて、その背中を渡って因幡の国に行こうとして、皮をはがれてしまうお話です。その昔ばなしの発祥の地、鳥取の観光名所の白兎神社に行ってきました。
縁結びの神様をお祀りする白兎神社。境内は白いウサギと白い石がいっぱいでした。
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目次
白兎神社のいわれ
白兎神社は鳥取にあります。
白兎神社は、皮をはがされた白うさぎが傷を治したと言われる、御手洗の池(みたらしのいけ)があり、皮膚病や火傷に効く神社として祭られてきました。
縁結びの神様
2010年に、大国主の命と八上姫の縁を白兎が結んだ、日本初のラブストーリーの発祥の地として「恋人の聖地」に認定されました。
そこから縁結びの神様として、恋に迷う乙女たちがたくさんお参りする神社になっています。
白兎神社へお参りする
道の駅「神話の里 しろうさぎ」に白兎神社は隣接しています。
車で行くときは、道の駅の駐車場に停めます。
鳥居をくぐると、階段が見えるのでそこを上って少し歩くと神社が見えます。所要時間は30~40分もあれば十分でしょう。
境内のいたるところにウサギの置物があります。
因幡の白兎の化身でしょうか。
鳥取らしく、砂を使った大国主の命と八上姫の神話を具象した像があります。
不減不増の池 御手洗の池
因幡の白兎が皮をはがれた後、この池で体を洗ったといういわれのある池。不減不増の池、季節を問わず、池の水が減りもせず増えもしないと言われています。
縁結びの神様に良縁を願う
境内の白い石の謎と縁結び
「縁」と書かれた白い石
境内のいたるところに転がっている白い石。
よく見ると、石に「縁」という赤い文字が書かれています。
これは、奥の社務所で売られている「結びの石」です。
この石を、鳥居の上に投げて鳥居に乗せたり、ウサギの周りに置いたり、持ち帰ってパワーストーンにして、良縁を願います。
好きな人との縁を願う人も多いそうですよ。
うさぎのおみくじ
社務所では、ウサギの形のおみくじをひくことができます。
うさぎ以外にも、日本人形のおみくじもあります。
ピンクのポストは「ご縁」を運ぶ
鳥取市に3個あるピンクのポスト。
市役所(鳥取市尚徳町)JR鳥取駅前(鳥取司東品治町)白兎神社に設置されています。
それをつなぐピンクのラッピングタクシーも走っているようです。
道の駅 「神話の里 しろうさぎ」
道の駅の2階の展望レストランから、日本海、白兎海岸が一望できます。
白兎神社まとめ
住所 鳥取県鳥取市白兎宮腰603
お問い合わせ 鳥取市観光コンベンション協会
TEL 0857-26-0756アクセス JR鳥取駅から路線バス約40分
中国自動車道「佐用JCT」ー鳥取自動車道「鳥取IC」、鳥取ICから車で約20分、佐用JCTから車で約1時間30分。
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