成人式に頼んでおいた晴れ着が届かない!
一生に一度の成人式であるはずの晴れの日が、怒りの日に変わってしまいました。
晴れ着のレンタルや着付け、販売を行う会社、harenohi(はれのひ)の計画倒産詐欺被害の影響は各方面に拡大しています。
その被害総額や影響を受けている人たちはどのぐらいいるのでしょうか?
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目次
はれのひ(harenohi)倒産による被害総額はいくらになる?
成人式当日に着物が届かなかった女性は、約400名弱。今後も増えると思われます。
1月11日現在で
警察に相談した件数は、740件
消費者センターへの相談数 430件以上
被害総額は 1億3000万円を超える
(TBSニュースより)
成人式の晴れ着だけでなく、卒業式の袴を予約した人や、髪飾りやカバンを予約した人からの被害届も出ている模様。
債務超過も忘れてはいけない
朝の特ダネ!によると、一昨年から呉服仕入れの買掛金の支払いが、滞っていたという話です。
当然、harenohi起業時の借入金や、運営資金に関する借入金もあったはず。
買掛金と借入金の総額は、現時点ではわかりませんが、債務超過は3億8千万とも。
債権者(銀行)や買い掛け先の仕入れ業社の被害額は相当なものと思われます。
今後、風評被害も出てくる可能性が
同じようなはれのひ名前の着物レンタル業者も風評被害が出ているようです。
また、佐賀市にあるレンタル衣装会社ハレノヒさんも、今回の倒産詐欺事件のharenohi(はれのひ)に間違われてしまった会社であり、風評被害を避けるために、ツイッターでお知らせを出しています。
当社は夜逃げ倒産報道された会社「はれのひ」とは無関係です!!普段Twitterを使っておらず、この状態にうまく対応出来ずに申し訳ございませんm(__)m#はれのひ倒産 #ハレノヒ違いです#ハレノヒ
— ハレノヒ (@halenohiphoto) January 8, 2018
はれのひ社員も被害者か?
はれのひの社員も加害者になるのではないか、という非難の声も上がっていますが、実際には、幹部以外の社員は被害者と言えるのではないでしょうか?
たとえ会社は傾いているとわかっていても、倒産するかどうかは社員にはわからないものです。
お給料未払いでも辞めなかったのは、今ここで会社を辞めてしまうと未払い給与が回収できないと思う心理も働いたと思われます。
そもそも初めから怪しい経営だった
社長のは、当初コンサル会社に勤務しており、その後呉服屋に勤務し、ノウハウだけ盗んで退社して、その呉服屋のすぐそばにはれのひをオープンしたという不義理っぷり。
4億弱の売り上げ金で、本店、支店4店舗を運営、従業員約50人も抱えていればの人権費も相当なもので、会社が自転車操業になるのも見えていたはず。
一番許せないのは
社長がもう倒産するとわかっていながら、ギリギリまで成人式を上げる被害者から現金を搾り取ったことです。
晴れ着を買うのに、現金であればお安くします!
すぐに入金してもらえれば割引します!
そう言って、着物を買わせていたのに違いないでしょう。
まとめ
我が家にも2人の娘がおり、成人式には精いっぱいの晴れやかなお祝いをしました。
その、成人式が詐欺被害でお祝いどころか、悲しい思い出となってしまたことは他人事とは思えません。
ついつい、口調がきつくなってしまいました。
早く、はれのひの社長が見つかり、被害にあわれた方への補償なり返金なりが行われるように願っております。
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