別紙でいただいた御朱印が御朱印帳より大きいときどうすれば良い?ハサミで切ると縁起が悪い?

神社や仏閣を参拝した際にいただく御朱印。
御朱印帳に書いていただける場合や、人気の御朱印だと半紙などに書置きしてあるものをいただく場合もありますね。

半紙などに書いていただいたものを、家で御朱印帳に貼ろうと思ったら、御朱印帳よりサイズが大きくてはみ出してしまう。。。

そんな時はどうしたらよいでしょうか?
切ったり貼ったりしても良いのか?バチが当たったり縁起が悪くないのか?

調べてみました。

切ることに悩んでしまう方は最後までお読みください。

御朱印は切って良し、貼って良し

結論から言うと、あなたが気にしなければ、御朱印は切っても良いし、貼っても良いです。
神社仏閣でいただくので、ハサミで切ると縁起が悪いように思いますが、気にしなくて大丈夫です。

大きい半紙の1/4に御朱印を書いて、お家で切って貼ってくださいと渡してくださる神社もあります。

大きいサイズの御朱印は、自分の御朱印帳に合わせて切っても、貼ってもバチが当たることはありません。

そもそも御朱印とはなんでしょうか?

もともとはお寺で写経をした際に、その証としていただくものでしたが、最近では、神社仏閣を参拝した証としていただくものとなってきています。

御朱印には、神社であればその神社の名が、お寺であれば、そのお寺に祀られている仏さまの名前などが書かれています。

厳格に考えると、その神社仏閣のお名前をいただくことによって、身近に神様や仏様に来ていただくものと思ってください。
つまり、御朱印とは、神社仏閣を参拝した証であると共に、神様仏さまが傍にいてくださるお守りのような物になります。

こう書くと、そんなお守りのような御朱印を切ったり貼ったりしても大丈夫か?と気になりますよね。

そんな風に気になる人は、大き目の御朱印は御朱印帳とは別にストックしましょう。
御朱印帳に挟んでおいても良いですが、持ち歩くときに落ちてしまったり、和紙の縁がもろもろになってしまいます。

御朱印帳用の綺麗な箱を用意して、その箱にストックすると良いですね。

御朱印帳をどう使うかによっては、貼らない方が良い

御朱印とは神社仏閣を参拝した証にいただくものであり、お守りのような物でもあると言われています。

粗末に扱うようではいけませんが、旅の思い出として御朱印を集めるのも良いではないかと私は思います。

そういう旅の思い出として御朱印帳を使う方の中には、いただいた日にちを鉛筆書きで御朱印の隅に書く方もいらっしゃいます。

朱色の印と墨字の御朱印を芸術のように捉えて、1冊集め終わったものを額縁に入れたり、屏風のように立てて飾る方もいらっしゃいます。
そういうものを目指しているのなら、大きいサイズの御朱印は切らずに、御朱印帳とは別にストックしておく方が良いですね。

ハサミで切っても、カッターで切っても良い

できれば、ハサミで切る場合もカッターで切る場合も、まっすぐに綺麗に切る方が良いですね。

貼るのは何が良いか

水ノリでも大丈夫ですが、綺麗に貼れるのはスティック糊でしょう。
皺にならずに貼れます。
ただ、スティック糊はのちのちはがれてしまうものがあります。
両面テープで貼る方もいらっしゃいますが、和紙によっては貼り付きが悪かったりします。また、薄い両面テープでも厚みが出てしまいます。

最後に

御朱印は参拝の証としていただくもの、そして神様や仏さまを身近に感じるものであるので、粗末に扱わないようにしましょう。

ですが、自分のものとして御朱印帳に集めるのですから、自分がよければ大きいサイズの御朱印を切ったり貼ったりしても構いません。
切ることで縁起が悪いとかもありません。
ただ、お守りに近いような物であるので、何度も書きますが粗末に扱うことのないようにしましょう。

御朱印はスタンプラリーのように集めるのもではありません。
ちゃんとお参りをして、マナーを守って御朱印をいただきましょう。

ですが、あまりにルールに縛られてせっかくの御朱印集めを止めてしまうのも勿体ない気がします。
御朱印を集めることが目的であっても、神社やお寺に参拝することに変わりはありません。
きちんとマナーを守れば、いろんな年代の方がお寺や神社を訪れて、日本の古き良き文化に触れることになります。

また、御朱印が流行っていることで、地方のお寺や神社にも人が訪れるようになりなっています。
お金儲けとして神社やお寺が御朱印を販売するのはどうかと思いますが、地元で頑張っているお寺などが、御朱印ブームで息を吹き返せれば素晴らしいことではないかと、私は思います。